2020年から、がらっと変わった私たちの生活。大変なことがありながらも、一方で自分自身と向き合う時間が増えた方も多いのではないでしょうか。カランダッシュを愛用する方々から、コロナ禍のなか“自分と過ごす時間”のヒントをいただきました。
カランダッシュのアイテムとともに、おうちで過ごす時間を快適に過ごしてみませんか?
※この企画は、2020年4月~5月に行ったものです。
Vol.1 木下真理子/書家
Vol.2 ハヤテノコウジ/イラストレーター
Vol.3 長浜孝広/クリエイティブディレクター
Vol.4 雨宮ひかる/銅版画家、イラストレーター
Vol.5 吉沢深雪/イラストレーター
Vol.6 村上萌/NEXT WEEKEND代表
Vol.7 竹内七重/カランダッシュ ジャパン株式会社 マーケティング
Vol.8 重田浩樹/デジタルマーケティング(IT企業)
自分と過ごす時間―Vol. 1
Vol.1 木下真理子/書家
書家という仕事柄もあって、普段から家に居ることが人より多い私は、一日中家に居ても不自由さや不安を感じることはあまりない。
いつもなら会社に出勤しているはずの友人は、テレワークになって、出勤しないというだけで、何だか不安だと言っている。
なるほど、当たり前のことが行えないことにより生じる不安というものがあるのかもしれない。
でも、日頃、外に出かけている人が、家に居ることで改めて気がつくこと、見い出せる喜びもきっとある。
私の場合、家に居て、いいなと思うことは、一日というタームの中で、陽の光が少しずつ変化していくさまを感じられること。
朝方、大地を包み込むような柔らかな光は、昼には眩しく輝き、午後になると少しずつ傾いていく。壁やフローリングには、風に身をゆだねて揺れる木々、空をたゆたう雲の影も映し出され、差し込んでくる光によって部屋の表情は刻々と変化する。
そんなさまを、その時々で流す音楽も変えていきながら、私は愉しんでいる。時折、好きな紅茶や珈琲も入れて。
お気に入りのカップやポット、テーブルや椅子・・・身の回りにある、自ら選んだこよなきモノに囲まれて過ごせることも、家に居るからこそ得られる幸せ。
ふと、まだ幼かった頃に、家でちょっとした習慣があったことを思い出した。
それは家族の中での交換日記。
小さくて少し厚めのノートブックを人数分用意して、今日あった出来事や感じたことなどを、それぞれに書き留めては交換する。
そばで支えてもらっていても、なかなか素直に口に出して言えないことがある。
嬉しかったこと、辛かったこと、口頭では気恥ずかしいことでも、書くことで伝えられた。
それならメールでも出来るのでは、と言われそうだけど、そこは違う。
手書きの筆跡には、一人ひとりの個性や心のありよう、呼吸が表れる。相手の想いを見て感じて、人の関係はより深くて温かいものになる。
単身者は、誰かに近況を綴ってみるのも一つ。仮に行く宛のない手紙であっても、何かを想って綴ることで、心は和らいだり、落ち着いたりする。自分の身体を通してペンから滲み出てくる文字や言葉の姿を見て、自分の知らない自分を発見することだってある。
書くという“想像”をともなう行為は、目に映る現実世界より、さらにもっと広くて豊かな世界があることも気づかせてくれる。
写真:夕刻、作品の構想中
使用したアイテム:レマンスリム ホワイトローズゴールド ボールペン
木下真理子
書家、兵庫県立大学 非常勤講師。
中国と日本で古来受け継がれている伝統文化としての書を探求。日本初の国立三大博物館巡回展『誕生!中国文明』をはじめ、映画 『利休にたずねよ』、米国アカデミー賞・短編アニメ―ション部門ノミネート作品『九十九(つくも)』等、数多くの題字を手掛けている。
メジャーリーグ開幕戦では5万人の前で公開揮毫を披露。今年1月には奈良県主催の「日本書紀完成1300年記念セレモニー」における席上揮毫も行った。
公式HP:https://kinoshitamariko.com/blog/
家で過ごすことは、私にとって不自由なことではありません。
蒔いた種子が冬の間にひそかに地面に根をはって、
春に花を咲かせるみたいに、何かを生み出す準備は
その先の驚きや感動を想像したらワクワクが止まりません。
カランダッシュの画材はその相棒だと思っています。
色鉛筆や絵の具、グラフキューブなど、個性豊かな相棒たちがスタンバイしています。
画材ごとの必殺技やクセを理解して、まるで人と人のセッションのように、
掛け合いで、無計画に、大胆に、自由に描いていく。
思いがけない色の掛け合わせ、混じり合い、はみ出し、予想外のハプニング。
その全てが、冒険みたいに予想だにしない仕上がりにたどり着いたりします。
正解のないものを楽しむ。逆境を乗りこなす。その連続が描くことには詰まっています。
今回は塗り絵。小さい子から、大人まで、無心になって取り組めるから大好き。
でも今回は、塗るだけでなく、塗り絵自体を作るところからやってみる。
しかも、最初はCORONAの文字から始めてみる。あえて厄介な奴も受け止めるところから。
行き当たりばったりで文字は絵に変化して、増殖して、複雑な塗り絵ができました。
完成した塗り絵は、自分だけではなく子供たちと一緒に、塗って塗って塗りまくる。
どんなときも、人間の想像力は無限大。誰にもとめられない。
だから、家の中は決して不自由ではない。想像の翼きっとこんな時にこそ広がる。そう信じています。
自分の思った通りにうまくいくことも幸せですが、思った通りにならないこともワクワクに変えられます。
慣れた画材だけでなく、使ったこともない不慣れな画材は、
自分の意思から離れて、描く絵を変える力があります。自分の殻を破る力があります。
これからも楽しんで、新しい画材に、色に、使い方に、挑戦したいと思っています。
そして、誰も見たこともない、色や絵を描いて、誰かを驚かせたい!
STAY AT HOME! DRAW AT HOME!
使用したアイテム:スプラカラーソフト、888インフィニット ボールペン
塗り絵をダウンロードする
Coloriage 1
Coloriage 2
長浜 孝広
1972年 石川県羽咋市生まれ。
1987年 国際居住年切手デザインコンペグランプリ
1995年 1997年トリックアートコンペ優秀賞
2002年 19回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ
2003年 ガーディアンガーデンにて個展『訳あり動物園』
2008年 ワルシャワ国際ポスタートビエンナーレ入賞
2012年 トヤマ国際ポスタートリエンナーレ入賞 他
広告、キャラクター、オリジナルグッズ、
教科書、雑誌、新聞、絵本などの
イラストレーションを手がける。
自分と過ごす時間―Vol. 4
雨宮 ひかる/銅版画家、イラストレーター
あいにく私は色彩豊かな絵を描かないタイプの作家なので、今回はボールペンの持ち方について、みなさんがあまり持っていなさそうな視点を共有できたらと思う。
絵を描くのが好きな人は、これを機にボールペン画にチャレンジしてくれたらとても嬉しい。絵筆や鉛筆で絵を描くよりも、単純に画面を埋めるためにかかる時間はボールペンの方が数段上だと思うので、折角家に籠もりっきりで時間があると言うのなら、これはいいチャンスだと思う。細い線しか引けない文具だが、私はこの線で画面を埋めていくこと自体が気持ち良く、絵が完成した時の気持ち良さはひとしおだ。それはあくまでも私個人の話ではあるのだけれど。
今これを読んでいる方、もし手元にボールペンがあるのなら、是非一緒にチャレンジしてほしい。ボールペンならなんでもいいが、できればカランダッシュのエクリドールボールペンが良い。滑らかに紙にしっかりと食いつき、微かな力加減に良く反応してくれる。私のボールペン画は、エクリドールボールペンの中字で制作している。これは参考までに…。
では、いつものようにボールペンで字を書く時の持ち方をしてみよう。きっと多くの人が、ペン先に近い所を握っていると思う。その持ち方のまま、薄ーい線を引いてほしい。どうだろう。引けてもその線は短く、そうでなくともぎこちなく、なかなか描きにくいと思う。できる人はとても器用なんだと思う。すごい。
そこで、今度は弱い力で弱い線を引くための持ち方の一つをご紹介。鉛筆でデッサンをしたことがある人ならなんとなく予想がつくだろうが、市販のボールペンでそんなことをしようとした人はあまりいないと思う。では、ペン先に近い手を、ペンの半分に近いところにずらしてみよう。これで字を書くのは少し不便だと思うが、この力をこめにくい状態が、ボールペンの新しい側面を見るコツ。紙に対してかなり寝かした状態で、ペン先が紙にやっと触れているような状態で、手首だけ動かして線を引いてみよう。1回目はインクが出ないくらいで大丈夫。普段と変わらない線が引けてしまうようなら、もっと寝かしてもっと力を抜いて、限りなくゼロに近い線を引くことを心がけてみてほしい。そこがスタートライン。そうしたら次は、じわじわと力を込めていく。そうすると蜘蛛の糸のような微かな鋭利な線が出てくるようになる。これを何度も繰り返し、この出るか出ないかの力加減を覚える。いつもの文字の線とは違う線が引けるようになれば、必然的にボールペン画での表現の幅は広がる。
…と、どうだろう、気は紛れただろうか。
目に見えない不安や焦燥感に追い立てられるような日々の中で、自然と息が詰まってしまっている方も多いだろう。
そんな時は、自分の生活と全く関係の無いところに、ほんの一瞬でも意識を飛ばして、リフレッシュ出来たら良いと思う。特別な道具も場所も必要ない、いつもの家の中で、いつものボールペンで、ちょっといつもと違うことに挑戦してみるのも、その一つの手だと考える。
使用したアイテム:エクリドール シェブロン 100周年 ボールペン
雨宮ひかる
東京生まれ。武蔵野美術大学在学中、ワニに魅了され、それ以来ずっとワニの作品を制作し続ける。銅版画、ペン画を中心に、線による表現にこだわり、ワニを布教する作品をモノクロで制作する。
現在も神奈川にて、ワニ画家として活動を続けている。
Facebook: https://www.facebook.com/amemiyahikaru
Twitter: https://mobile.twitter.com/waniwaniamemi
吉沢深雪
Miyuki Yoshizawa
イラストレーター。エッセイスト。
1990年よりイラストレーターとして活動。
手作り雑貨、絵の描き方、入浴法などをテーマにイラストエッセイや絵本など、著書36冊。
イラスト&エッセイ『星見るしあわせ』(WAVE印刷)は、プラネタリウム番組化され、全国で投影。挿絵の仕事として、小学校、高校の音楽の教科書や、劇団四季会報誌『ラ・アルプ』にイラスト&エッセイなど。
オリジナルキャラクター「CatChips」は各企業より食器、スマホカバーなど500アイテム以上の雑貨として商品化。ハウスキーピング協会認定キャラクター「ハンス・キーピン王子」のイラスト、デザインを手がける。
透明水彩絵の具や水彩色鉛筆を使った水彩イラスト講座をカルチャースクールで10年以上開講していたが、現在はオンライン講座をスタート。
個展:銀座伊東屋にて定期的に個展。2020年1月カランダッシュ銀座ブティックにて、初の水彩色鉛筆だけの個展を開催。
Instagramでは、水彩色鉛筆を使った絵日記を投稿。
ID: miyukiyoshizawa1125
近著に『楽しくはじめるきまぐれ猫ちゃんズのぬりえレッスン』(コスミック出版)
『ぬりえBOOKきまぐれ猫ちゃんズの花紀行』(コスミック出版)
『絵の具3色だけで!かわいい水彩イラスト帖』(講談社)
『artistベレーちゃん』(講談社)など
自分と過ごす時間―Vol.6
村上萌/NEXT WEEKEND代表
つい最近、海外に住むイラストレーターさんから「塗り絵セラピー」という言葉を聞きました。黙々と、ひとつのことに集中しながら、色を重ねていく作業は心が癒されるのだそう。
私はカランダッシュの30色入りの色鉛筆を使っているのですが、実はこれ、小学生の頃に今は亡き祖母がスイスのお土産でくれた宝物。すごく大事に使っていたら、20年来の宝物になりました。今は、娘と一緒にこれで塗り絵をしています。
当時、水と混ぜると水彩絵の具のような楽しみ方ができると聞いた時は、魔法のような色鉛筆だなと思いましたが、今回はイラストレーターさんから、絵の上で鉛筆の先端をカッターで削り、その削りかすを手で伸ばしてグラデーションを出すという裏技を教えてもらいました。それがとにかく楽しくて。
塗り絵の女の子のドレスを、ブルーと紫、それから少しのピンクとグレーを合わせて、ライラック色のグラデーションに塗った後に、ベランダに咲いていた花を置いてみました。
自粛にともなって、今年はついにスプリングコートの出番がほとんどないまままもなく初夏を迎えようとしていますが、久々に、着たい洋服を着ることができたような多幸感。 なかなかフルメイクをする機会も減ってしまいましたが、イラストの女の子の瞼にグリーンを重ねた時は新しいアイシャドウを買ったような気持ちにもなり、これが塗り絵セラピーなのかな、なんて思いました。
今は、将来世界史の教科書に必ず載るであろう未曾有の事態。
しかもそれが何ページになるかを誰も知らないのだから、本当にとんでもない時代を生きているんだと思います。
この状況が明けた後に、元どおりになるものあれば、まったく変わってしまうものもあるかもしれません。
毎日色々な気持ちになる今だからこそ、自分の気持ちを書き記しておくことも大切なこと。
塗り絵とあわせて、少し日記をつけてみるのもいいかもしれません。
パソコンやスマホが主流の今ですが、手を動かして文字や絵を描くことで気持ちがすっと晴れやかになるのは、その「わざわざ」な行為が、無駄なものをそぎ落とし、同時に煩悩からも離れて、心の中がシンプルになるからなのかな、なんて思っています。
5月末になって非常事態が終わっても、「はい、これで終了」と簡単に線引きできるものではないかもしれません。
だからこそ、こまめに自分の気持ちを整えて今日1日を少しでもごきげんに生きたいものです。
モヤっとしたら、書くこと、描くこと。
私の机の上には、今日も祖母からもらった宝物が置いてあります。
使用したアイテム:プリズマロ
自分と過ごす時間―Vol. 7 青文字のすゝめ
竹内 七重/カランダッシュ ジャパン マーケティング&PR
コロナ禍の今、ご自宅をオフィスとする「在宅ワーカー」が増えているのではないかと思います。かくいう私も在宅ワーカーのひとりで、普段寝食を行うスペースが出張のオフィスとなっているわけです。普段のオフィスにはない音、環境、それはある意味新鮮だし、新しいアイデアを生みだすなどプラスの面も大いにあります。
一方で対話する機会や、対面する機会がぐっと減ってしまうため、消化できない気持ちを抱えてしまうということもあるかと思います。
そんな煮詰まってしまった時におすすめなのが、普段と違うことをしてみる、ということ。
ここで出てくるのが、タイトルの如く“青文字のすゝめ”です。普段常備しているのはおそらく黒字の方が多いと思いますが、小さなことですがこれを青字に変えてみてはいかがでしょうか。いつも書き込んでいる文字が青になるというだけで、なんとなく気分が変わるものではないかと思いますが、既にプリントされた資料に書き込む時にも、自分の書き込みがすぐにわかるので一目瞭然です。
ちなみに、カランダッシュの故郷であるスイスを含め、欧州では正式な文章やサインに使われるのは「青文字」です。これは中世ヨーロッパで「青」を使うことができたのが、王族やそれに準ずる階級のみだったそうで、そののち一般に使用が可能になってからも定番化したためと言われているそう。そんなお話を聞くと、なんとなくノーブルな気分で仕事ができそうではないでしょうか。
それから少しマニアックなお話となってしまうのですが、カランダッシュの「色」に関する商品は3桁の「色番号」で管理されています。一番基本となる青の色は“070”か“060”。末尾の0は他の色と混ぜることのない単一の顔料や染料でつくられた色です。ボールペンの油性カートリッジでいくと#8422-160(青細字)、染料でできた万年筆のインクカートリッジは#8021-140と少し紫がかった色味で、顔料でできた水溶性色鉛筆“スプラカラーソフト”の定番の青は#3888-140。
この#140は「ウルトラマリン」と呼ばれている色で、顔料の素となる成分はラピスラズリから採られていました。深く神秘的なラピスラズリから来た色は、その名の通り“海を超えた”青さが特徴です。油性のボールペンカートリッジ、染料のインク、そして顔料の色鉛筆、それぞれ同じ色番号であっても異なる色合いや印象となるので、それを比べてみるのも楽しいと思います。
そういうわけで、今まさにこの画面の向こうで在宅勤務をされている方、今日は青カートリッジに変えて文字を書いてみませんか。それだけで自分の文字も、見える風景も、仕事ですらすこし変わって見えるかもしれません。
使用したアイテム:849ブラックコード ボールペン / 849ノートブック A5レッド
竹内七重
カランダッシュ ジャパン株式会社 マーケティング&PR
カランダッシュ商品を日々愛用しつつ、商品の販売戦略や
ブランディング、プロモーションを行っています。
愛用しているのはエクリドール ミラネーゼと849、ネオカラーⅡ.
自分と過ごす時間―Vol. 8
重田 浩樹/デジタルマーケティング(IT企業)
新型コロナウイルス禍において働き方も急激に変わり、自宅からのリモート勤務が可能となりました。これに伴い、出勤にかかっていた時間が削減されたり、集中できる環境が整うことで自分の時間を今まで以上に持てるようになっています。そんな中で改めて「手書き」の価値を感じ、考え直す部分もありましたので、私なりの「手書き」することのメリットをご紹介させて頂きます。
<理解を深め定着させる>
デジタルを主軸としたマーケティング支援に従事させて頂いている身としては、日々の情報収集や勉強に終わりはなく、脳みそのキャパシティを超えてしまうことが多々あります。
せっかく得た情報や勉強した内容をどう整理し、どうやって記憶に定着させるのかが課題で様々な方法を試してきました。私なりの
結論としてはアナログな手法で「理解」を深め自分に「定着」させたうえで、デジタルな管理を実施するという形がその後の業務においても役立てられるケースが多いと感じています。
「理解」を深め「定着」させる
そのためには、やはり「書く」という行為が有効かと思います。PCなどを利用して「記録」することは確かにできますが、定着しないことが多いですね。「書く」ことで自分の頭の中が整理され、分かりやすくまとめるという作業で「理解」が深まり単純な「記録」ではなく「記憶」に定着していきます。
<発想を拡げてアイデアを出す>
戦略を練ったり企画を考えたりする場合にも私の場合は手書きで草案を作成することが多いです。発想を拡げたり、キーワードを羅列してイメージを膨らませたり。キーワードを繋げたりするときに線で繋げて関係を作ってみたり。
また、チームでワークをする際にもやはりアナログで実施します。マーケティングフレームワークを使用して、ワークショップを行う時にも筆記具とポストイットでアイデアや意見を出し合います。
そういえば、セミナーなどに参加してもワークショップまで全てデジタルで完了するようなものに出会ったことがありません。意見を出し合いながらワイワイとアイデアを出すにはアナログの方が適しているのでしょうか。
このコロナウイルス禍において、手書きをすることの利点に改めて気づくことが出来ました。結果だけを見てしまうとデジタルの方が効率的かもしれませんが、アナログな手法を経ることで得られるものも多いと思います。
特に読んだ本(勉強目的)の要約をなるべく簡潔にノートに書いてみる(A4 1枚程度)というのはおすすめです。
41歳 男性
IT企業勤務
デジタルマーケティングを主軸とし、様々な企業のEC事業支援に従事。
座右の銘:為せば成る、為さねば成らぬ何事も
継続は力なり
趣味:トレーニング、長男とイチャイチャすること、トライアスロン(自粛中)
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